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契約的束縛ー羞恥公開調教
第9章 調教師の心



トレーニングは俺の趣味の1つ。
新聞を置いた後部屋に戻り、続けてスクワットから腕立てとやって、朝のメニューは終了。


主催の命で危ない事にも手を出すから、筋トレは必要不可欠。
この人より大柄な体格と鍛えた躰は、十分に威嚇の対象になる。


元々、主催に出会う前から筋トレはしていたのだが、それは訓練の一環、自衛隊という中の訓練で、俺はこの鍛えた躰を作った。



「・・・はぁ・・・」


朝から汗を流したので、軽くシャワー。
あまり見せんが、躰の上半身‥‥脇腹から背中にかけて、自衛官時代に受けた傷痕がある。



(・・・
余計な傷だ・・・)


仲間の裏切り。
訓練中に罠を掛けられ、負傷した傷痕。


俺は防衛大学に入り、エリートコース一直線だった。
防衛大時代から、体格に似合わない、この柔面のせいで一苦労、男ばかりの世界だ、性的に襲われそうになる事が屡々。


全て返り討ちにしてやったが、その見返りがこの傷痕。
これで俺は、自衛官という道を諦めた。


傷が治った後、ボディーガードのような仕事をやった、一般人よりは体力も訓練も受けているからだ。
そんな仕事の中で出会ったのが、SMの世界。



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