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契約的束縛ー羞恥公開調教
第9章 調教師の心

ボディーガードとして契約していた契約者が、SM趣味の男で、仕事柄仕方無く付いては行った。
そこで見た衝撃。
女が縛られ吊されている姿を見て、躰中がゾクッとしたのは覚えている。
契約者の話だと、その道の有名な緊縛師の作品だと言った。
これが作品、その時の俺は不思議な感覚。
SMプレイくらいは知っていたが、緊縛を作品と呼び、女は苦痛と‥‥喜びの顔。
直ぐ虜になった縄の魅惑に・・・
ボディーガードを止め、あのショーで見た緊縛師に頼み込んで弟子入り。
数年掛けて、緊縛師としての師事を受け。
その頃にはもう気付いていた、俺自身の中に眠っていた性癖を、縛り犯す快楽が俺の性癖だと。
「・・やはりあの記事が気になるな・・・」
少し考えを変え、先ほどの記事は本当に動物か?
人が動物の真似しての可能性は??
俺が考えても答えは出ないだろうが、どうしても引っ掛かりを覚える。
普段通り、黒のスーツに着替えて朝食。
食事はスタッフが作る、自分で作れるのなら、作っても構わないのだが、俺はスタッフが作った物で構わない。
仁科辺りは、調教女の体調に合わせて、スタッフの作った物の他に、簡単な物程度だったら、自分で用意するようだが。
生憎俺は、野戦料理くらいしか作れない。

