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契約的束縛ー羞恥公開調教
第10章 美波の心



美波を確実にこちら側に引き込む為に、スタッフを他に回し、俺達4人だけで調教を行うように仕向けたが。
俺達と美波の距離が、かなり近くなってしまっている。


勿論それは計算の内だったが、此処まで俺達の方が美波に左右されるとは思わなかった。



(・・・
こちら側に向いているのか美波は?)


裏社会、決して綺麗事では済まない世界・・・



(刀谷の事を話してみて、反応を確かめる・・・)



当面、美波の適性反応を見るには、関わった刀谷の怪事件の事しか無い。



(様子を見ながらだ・・・)


先ずは本当にプランの変更だろう。
そう思い、俺は本郷達が掃除している調教部屋を後にした・・・・・








「立っていられますか?」


「壁に手を付いていれば何とか‥
仁科さん、シャワーなら自分でやりますから」


「その躰で?
立っているのも辛い筈ですよね?」


「それは・・
でも、仁科さん濡れちゃうから」


スーツのジャケットとネクタイは外れているけど、後はそのまま。
これでシャワーを出したら、仁科さんの方が濡れちゃう。



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