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契約的束縛ー羞恥公開調教
第10章 美波の心



「シャワーのお湯で床は温まっていますから、続きはそのまま洗いますよ?」


「は・・はい・・・」


ペタンと座っていた両脚を伸ばされて、足の指の間まで丁寧にボディソープで擦られ、まるでマッサージみたいに足全体も揉み擦られる。


これは大丈夫、気持ち良いだけ、あまり快楽とは繋がらないから。



「・・仁科さん、ずぶ濡れ・・・」


「まあ・・
雨にでも当たったと思えば・・・」


そう言って、濡れた髪を上に掻き上げる仁科さんの仕草に、ドキッとしてしまう。
・・だって格好良いんだもの・・・


普段は、髪を下ろすような感じなんだけど。
髪を上げた仁科さんって外国人っぽい・・それだけ目鼻立ちがハッキリしてるんだ、私は初めて知った。



「・・そんなに見詰めて、私の顔に何か付いていますか??」


「・・・
綺麗だな‥‥って‥
まるで外国人かハーフみたい・・・」


「・・・っ!」


あれ?
私の言った事に、仁科さんの方が驚いてる、どうして??



「髪を・・上げたせいですか・・・
確かに私はハーフです、ヨーロッパ人との‥
あまり、そう感じさせないようにしていたんですが・・・」


「普段はあまり‥
私も今気付いたくらいだもの・・」



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