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契約的束縛ー羞恥公開調教
第10章 美波の心



「日本は国際的と言われていますが、意外に閉鎖的なんですよ‥
ハーフはあまり受け入れられない、ですから極力日本人寄りにと髪を下ろしているんですが‥‥」


「国際的のようで閉鎖的・・
確かにその通りかも知れません、私の周りに外国人もハーフも居なかった‥
でも、仁科さんに違和感は無いです、それに綺麗で格好良い・・・」


「・・・
美波はそう思ってくれますか?」


軽く傷の無い方の頬に触れられたけど、だけど少し辛そうな仁科さんの瞳・・・



「私は仁科さんがハーフだって気にしません‥
仁科さんは仁科さんでしょう?
ハーフだって何だって、仁科さんは1人しか居ないんです、違い‥‥ますか??」


辛そうな瞳から、驚きのような瞳に変わり、そして少し経って、何時もの穏やかな瞳へと戻った。
仁科さん、何を考えたの??



「・・・
美波は人の本質を見抜くのが上手いですね、そんな風に言われたのは初めてです‥
そうですね何であれ私は私、それ以上にも、それ以下にもなれません」


「あ・・
ごめんなさい、私‥‥余計な事を言ったのかも・・」


「いいえ‥
美波が言った事が正しいんです‥
ですが嬉しいですよその言葉は、私に取っては‥‥」


もう一度頬に触れられ、顔を上げさせられたと思ったら、仁科さんの唇が私の唇に重なった。



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