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契約的束縛ー羞恥公開調教
第11章 美波と調教師1

「・・・
美波は何も関係はありません、あれは全て私がやった事‥
私はただ、美波を守っただけです」
「でも、私の血・・」
「そうですね、美波だけです、少量の血であれだけの力を出せるのは‥
それだけ、私と完全に波長が合っている・・
普通は、人1人分以上の血が無ければ、あれまでの力は出ません」
「だから私を守るの?
私の血が欲しいから・・」
私は・・仁科さんの・・餌??
「違います・・
血が、波長が合うのは、後から知った事‥
私は普通に、本気で美波が欲しいと思った、貴女が好きと言ったのは私の心からの本心・・そこに嘘など一切ありません」
「仁科‥‥さん‥‥」
更に抱き締める腕が強くなって。
私の肩に顔を埋めている仁科さんは、まるで震え泣いているよう。
血とか能力とか、やっぱり怖いとは思うけど。
こんな仁科さんを放って置けない程に、私は仁科さんの事は嫌いじゃない。
私は・・仁科さんを選べば良いの?
それとも、違う選択をした方が良いの??
私の中の心は、これだけ仁科さんが言っているのに、まだ揺れ動いている。
どうしてこんなに揺れるのか、私にも分からない。
普通の女性だったら、此処まで言われたら素直に頷くと思うのに。

