この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
契約的束縛ー羞恥公開調教
第12章 美波と調教師2

しっかりメイド服を着てから、仁科さんの部屋を後にして。
一度自分の部屋に戻ってから、朝食だと思う。
「・・・
やっぱり傷が無い・・・」
鏡台で頬を見たら、傷は綺麗に消えている。
ついでに昨日、仁科さんが首筋に噛み付いた痕すらも無い。
「・・・
全て仁科さんの力・・・」
疑問に答えは出たよ。
若手代議士刀谷隆弘を惨殺したのは、仁科さんだって。
・・・だけど・・・
櫻澤さんに他言無用って言われた事よりも、更に言えない。
仁科さんが犯人だなんて、誰にも言える訳が無いでしょう。
「・・・
それも踏まえて、私は条件を飲んだ‥
仁科さんは仁科さんだって結論付けて、そんな私が言える訳が無いよね・・・」
もう一度だけ鏡を見て、私は朝食の為に立ち上がる。
今はまだ9時、朝食には少し早い時間だけど、早く行くのには理由があるの。
「ん――
お米と‥‥次は何にしよう?」
キッチンで、朝食を作りながら在庫チェック。
今日は本郷さんが、買い出しに行ってくれる日だから、不足分と数日分の夕食の材料の書き出し。

