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契約的束縛ー羞恥公開調教
第13章 調教師の立ち位置

「・・・・・・・」
目的の為に通信設備を借りて、中央と連絡を取ったが・・・全く埒があかない。
(・・・
今の中央は頭の固い‥
直接話す方が早いですねこれは・・・)
「・・・では繋いで貰いましょうか・・・
賢人に・・・本部遺跡に・・・」
『それはっ!?
・・・分かった・・・』
中央は、私のやる事に一切口を挟めない。
私が繋げと言えば、繋ぐしかない、仕方が無くとも。
中央よりも賢人が、本部遺跡の方が、全てに於いて上部組織。
中央トップ陣も本部に繋ぐという事で、今頃は焦りでいっぱいだろう。
「・・・
暫く待ち、ですか‥
別系統、面倒ですね」
大画面では無く、デスクのモニターを見ながら、軽く悪態を吐いて見る。
部屋には誰も居ない。
悪態程度、私だって言う時くらいはある。
(・・・煙草・・・)
デスクに置かれていた、煙草とライター。
多分主催が置いているのだろう、徐に1本取り煙草に火を点けた。
「・・・
ふぅ‥‥
今の煙草は昔のと違う、当たり前の話ですね」
少し慣れない煙草をしげしげと見て、もう一服。
「やはり、昔の方が馴染みます‥
確か葉巻は‥‥‥まだありましたか・・・」
葉巻でも煙管でも。
今のが此処まで軽いと、吸った気にもなれはしない。

