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契約的束縛ー羞恥公開調教
第13章 調教師の立ち位置

『それでは、顕現した後に遺跡の洗礼を?
・・我々賢人一同、盟主と新たなる盟主を心待ちにしております』
「・・・・・
誰が行くと言いました?
今の所、私は戻る気などは無い、勿論彼女が顕現しても連れて行く気もありません」
『盟主っ!?』
「・・・言う事を聞かない私の代わりにでもするつもりですか?
それともまた眠らせ、お前達が自由に力を使う気か??
だとしたら、私は遺跡を破壊するまで‥
遺跡内部での私の力は・・・お前達賢人が一番理解している筈・・・」
全てが集まるからこそ、私はあの遺跡で、最大限に力を使う事が出来る。
あの遺跡全てを破壊出来る程に・・・
こうして外に出る前に、遺跡で力を暴走させ、思い知らしめた筈だったが、まだ懲りていないと見える。
『・・・
遺跡は盟主でなければ制御出来ません‥
歴代の盟主が、遺跡地下の遺物を制御して来た‥‥
今はもう・・盟主・・・ラシード様しか・・・』
「っっ!!
私を・・・・・」
白人種でありながら、中東系のようなその名を私は嫌う!
その名で呼ばれる事自体不快!!
・・・心の琴線に触れられ・・・抑えていた力が・・・暴走するっ!!
「っっ!
・・・お前達は、私の言う事を聞いていれば良い‥
新たなる盟主の完全保護、私が出したのはこれだけ・・・
・・・それと・・・
・・・私を‥‥私の名を‥‥‥その名で呼ぶなっっ!!!」

