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契約的束縛ー羞恥公開調教
第14章 MでありSであり



「・・宮野さん、くっ付いていたら、夕食作れないよ?」


「だそうだ宮野」


本郷さんは、使った道具の後片付け中。



「そうですね、私も夕食抜きは流石に‥‥」


そう言って仁科さんは、後ろを向いて肩を震わせて笑ってるし。



「ちぇっ‥
わーたよ、ほい美波シャワー使って来いよ」


「うん‥‥」


私と、更に本郷さんと仁科さんの追い討ちに、宮野さんがやっと腕を離してくれた。



「じゃ、直ぐにシャワー終えて夕食作りますから」


そう言い残して、私もいそいそとリビングキッチンを出て、シャワーへと急いだ。






「・・・んっ・・・」


シャワーのお湯を何時もより低めに設定して、疼く躰を無理やり冷やそとしているんだけど。



「・・・あんな事・・・言われたら・・・」


櫻澤さんに個人的って言われて、少しだけドキッとした。


また、櫻澤さんのあの甘い匂いの中で、私は散々イカされるのかなって。


櫻澤さんの甘い匂いは好き、私を安心させてくれる、優しい匂い・・・



「・・・だから、サッサと夕食作らなきゃ駄目でしょう!」


お願いだから、頭切り替わって私!


みんなお腹空かせて待っているのに、私こんな事ばかり考えてる。
少ししっかりしないと!!



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