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契約的束縛ー羞恥公開調教
第16章 優しき調教師



私がまごついている内に、本郷さんが化粧品全てを選び切ってしまった。



「あ・・・」


「どうした?」


「化粧水と洗顔料選んで良いかな?」


「ああ、構わんぞ」


私にだって多少のこだわりはある。
お気に入りの化粧水と、落ちが早い洗顔料を選んでこれで全部、ハッキリ言って殆ど一式だけど・・・




「でも良かったんですか?
私は化粧品はあまり無くても‥‥」


「これから必要になる‥
聞いているんだろう、俺達に付いて覚えると」


「それは勿論‥‥」


先ず調教師として。
私が一番最初に覚えないといけないのはこれ。


今のままじゃ、ただのお荷物。
そうならない為にも覚えるのは必要な事、此処は調教がメインの場所だもの。


本当は、中央が管理運営するという、調教師養成機関に行くのが正式。


だけど、自由という免罪符を貰ったせいで、此処で、みんなから教えて貰うという事で、折り合いが付いた。



「夕方までには、美波用の調教師衣装も届く筈だ」


「衣装も何も基本から・・・」


「何事も形から入るのは重要だぞ?
俺もそうだった」


本郷さんも養成機関に行っていたらしい。
後、宮野さんも同じ事を言っていた。


櫻澤さんと仁科さんは、ちょっと分からない。



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