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契約的束縛ー羞恥公開調教
第17章 魅了の調教師

「はあぁ・・・」
美波の牙が私の首に、それも本能なのか正確に牙が刺さった。
「んっ・・・」
力が、血が、共鳴を興す。
只人から希少種へと、変貌を遂げ顕現する、新たなる眷属、私の唯一のパートナーへと・・・
「うっ‥‥躰が‥‥」
「もう少し、もう少しですから・・・美波・・・」
躰が作り替えられる痛み、それは私の方も感じている。
私はただ、美波をしっかりと抱き締めている事しか出来ない。
襲う痛みを共有しながら・・・・・
「うっ‥‥」
躰がバラバラになりそう!
それを支えてくれているのは、仁科さんのしっかりした腕。
一緒に辛そうな顔をして。
違う、仁科さんも感じてるんだ痛みを‥‥何故かそれがハッキリと分かる。
痛みも餓えも熱さも全て、私は今、仁科さんと1つになっている感覚。
だけど、痛い躰から何かが、大きな弾けるような感じが、躰の中から上って来る。
これを開放して良いの??
でも、弾けるのを抑えられない。
来るの躰から外に!
「はぁ・・・あああぁぁっっ!」
「っっ! 美波っ!!」
弾ける・・・!
一気に開放される・・・!!
私の中に眠っていた、私が知らなかった、血の契約の本当の力が・・・・・

