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契約的束縛ー羞恥公開調教
第17章 魅了の調教師



仁科さんに誘われて、鏡台の前に立った私だけど、見た私の方が驚いている。



「・・・私・・・」


闇夜でも、はっきり分かるプラチナの髪と、仁科さんと同じ、琥珀に赤が混じったような黄金色の瞳。


・・・これが私??



「・・・・・美波」


「仁科さん、これ・・・」


「・・・普通の人間では持ち得ない色彩です‥
私の一族、希少種だけが持つ色・・
恨みますか? こんな事をした私を・・・」


私は‥‥何て言って良いのか分からない。
だけど、仁科さんが必死なのだけは、伝わって来る。



「理由・・・聞いても良いですか?」


「・・・
守る為、美波貴女をCross sels中央から守る為に‥
そして、唯一私の力を受け入れられる可能性があった・・・
・・・・・詭弁ですね・・・・・
私はただ美波を手放したくなかった、私が本気で心から愛した美波を、私のモノにしたかった、これが私の本心です」


私を見る仁科さんの瞳は、やはり辛そう。
仁科さんは嘘は付いていない、ちゃんと本心を言っている。


私の為・・・
これも仁科さんの行動理由だったと思う。
そして、仁科さんは待つ為、前にそうとも言った。



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