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契約的束縛ー羞恥公開調教
第20章 大いなる保護と罠



「どうした仁科?」


「気になりましてね‥‥」


「東条か?
幾ら気にしても、探りに出せる人員が居ない‥
移動主体の為、人数ギリギリなのは知っているだろう・・・」


「勿論知っています‥
ですから探り人員を、私が手配します主催?」


なるほど、仁科はこれが言いたかった訳か。



「国内で東条にバレずに動かせる人員が居ると思うか?
彼奴の事だ、国内殆どの暴力団の動向を把握しているだろうよ」


「居ますよ‥
不本意ですが、私が日本に来る時、本部は私の為に独自拠点を1つ立ち上げています‥
中央とは別管理、そして暴力団とは関係無く、面も割れていない」


「過保護だな賢人は‥」


「まぁ‥‥
私を守るのも、賢人の責務の1つですので‥
本部が立ち上げた日本支部、そちらから手を回します、それに賢人共に頼んでいる物もありますから・・・」


「随分裏で動いていたんだな」


何も無いように見せ掛けて、美波の事に関したら、仁科はかなり活発的に動いている。


仁科も本気・・・
それは良く分かっている話。



「動くと言うより必要だからです‥
私が賢人に頼んでいる物は、Cross sels(クロスシールズ)盟主を示す、プラチナピアス・・・」


「そういえば、一定階級以上はピアスの種類で、階級が分かるんだったな」


「主催は、敢えて外しているようですが?」



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