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契約的束縛ー羞恥公開調教
第22章 盟主の力



「ダイナマイトさえ取り除けば、遠隔装置が働いたとしても意味をなさない、でしたね主催?」


「ああ‥
だがダイナマイトだけを取り除く方が、難しいと思うが俺はな」


仁科の謎知識。
どうして、そういう理屈になる??



「・・・少々・・・」


仁科が俺の隣に来て、密かに耳打ちする。



『ダイナマイトだけでしたら取り除けます、自然にある物なので‥
それに原料が分かれば、探し出すのは簡単』


『マジかよ・・・』


いや仁科のあの能力だったら、やれそうだ。



『任せて頂けますか?』


『ああ、分かった‥
此処は仁科に任せる』


話は付いた、そう言わんばかりに仁科は少し笑い、リビングを出て行ってしまう。




「・・・
もう1つの問題だが、美波は生きているのか?」


「ああ、シャブを打たれた筈なのに、俺が見た限りでは意識はあった‥
だがいつ神楽が何をするか分からない、あれ以上シャブを打たれたら、普通いや、確実に保たないだろう」


仁科は美波には、致死率は関係無いと言った。
となると、問題になるのはシャブの興奮作用と、美波の精神力。


弱くは無い、精神力はどんな女よりも強い。
だが薬という不確定要素に、美波は耐え切れるのか??



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