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契約的束縛ー羞恥公開調教
第23章 束の間の安息と従者の秘密



リビングを出て、壁に寄り掛かり少しだけため息。



(私だけ置いていかれてるみたい‥‥)


みんなは明日に向けて、やる気満々。
なのに私は、あの地下施設で止まったまま。



(・・・
これで良かったんだって、整理付けなくちゃ・・・)



悩んでも、終わった事に答えなんて出ない。
あれが最善の選択だったんだって、私は整理しなくちゃいけない。



「・・・・・」


だけど、快楽に溺れた私‥


それが許せない私‥



どんな男にでも躰を開きたい訳じゃ無い、それなのに私は男達に精液塗れにされるまで、犯され尽くされたんだ。


その事実だけは・・消えないの。



「・・・大丈夫ですか美波?」


「仁科さん・・・」


仁科さんの事も。
幾ら仁科さんの願いだったとは言え、私は人を殺す事に手を貸した。


私が血を差し出さなければ、仁科さんはあれまで破壊し尽くす事は無かった筈。
私が仁科さんに同意してしまったから、仁科さんは力を暴走させた。



「・・・・・
少し‥‥良いですか美波?」


「・・・えっ!?」


フラ付きながらも、仁科さんは私の手を掴み、私の部屋へと連れて行く。



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