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契約的束縛ー羞恥公開調教
第23章 束の間の安息と従者の秘密

「Cross selsの支給品‥
末端でも責任者クラスなら支給されるが、そんな裏があったのか、よくよく考えてるな」
という事は主催は拳銃の発信機は知らなかった、これは私ですら意外。
「大きな組織にはこんな予防対策も必要不可欠、何時何処で東条海里のような裏切り者が出るか分からない‥
逃亡や失踪となれば、身を守る為に自然と拳銃に目が行くのが人の行動原理、そう上は考えた」
「・・・・・」
此処まで来ると、私は口を挟まない方が良さそう。
主催とルーク、どちらかといえば当事者同士で話す方が、お互いに納得するか??
「確かにな‥
俺でも、それを選ぶだろう‥
ただ東条の奴が身を守る為だけとは限らん、そう言いたいんだろ?」
「身を守るのなら、広島から近い山口県を選ばず、もっと違う場所に逃げる、そう我々は判断してます」
「正論だ‥‥
という事は、本当に俺を狙っている訳か‥
初めから好かない奴だっが、此処まで恨みを買ってるなんてな、俺は東条に対して何もしていないんだが‥‥」
互いに不可侵、それが主催と東条海里が交わしたルール。
それでも東条海里は面白く無かったらしい。
人間とは、本当に欲深く執念深い。
「櫻澤霧斗、どうします?
本部であなたを保護する事も出来る、決めるのはあなた次第」

