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契約的束縛ー羞恥公開調教
第23章 束の間の安息と従者の秘密

「・・・で、ピアスの説明はもういいですか宮野?」
「おぅ!!」
一度気になったトコトン、悪い事じゃないが、こういう時には面倒な宮野の性格。
物作りが好きな、宮野ならではなのは理解しているが、今じゃ無くともと思ってしまうのは仕方が無い。
「はぁ‥‥
東条海里の件で?」
「お願いしますよルーク」
余計な説明に、ルークの方もお疲れ顔。
元々そこまでお喋りでは無いルークにしては、かなり話しているとは思う。
「・・・
東条海里の現在位置は山口県です、此処は有名政治家の生家が多い‥
それと1人ではなく3人ないし4人の複数行動‥
東条海里以外の余計な者は、隙を見て処分と先に命令を出してはいます」
「意外に近くに居たのか!?」
「東条海里が此処に居座るという事は、ターゲットは櫻澤霧斗あなたです‥
現に失踪する時Cross sels支給の拳銃を持ち出している、逆に言えば拳銃を持ち出したからこそ、現在位置が把握出来ていますが‥」
あまり下には知らされていないが、拳銃には発信機が内蔵されてあり、Cross selsの幹部級なら追える仕組み、主催の階級なら知っていると思い敢えて黙っていた。
ピアスすら当たらない末端への、首輪的措置それに気付かず、東条海里は拳銃を持ち出したという事。

