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契約的束縛ー羞恥公開調教
第23章 束の間の安息と従者の秘密

「不要処分のついでに、東条海里を捕まえてくれれば助かるんですけどね?」
「それが‥‥
一度そうしようと行動しましたが、意外に格闘の心得があり、更に素早さも高く捕獲という点では‥‥‥逃げられました」
「・・・はぁ・・・」
ついつい二度目のため息。
思っていた以上に、東条海里の戦闘力は高いらしい。
それなりに捕獲訓練された、本部直轄の暗殺者から逃げおおせるくらいには能力があるよう。
「初めから暗殺目的ならともかく、捕獲は守備範囲外、どうしても甘くなります」
「・・・
あまりモタモタするようなら‥‥‥私が動きますよ?」
「っっ!?
ちょっと待って下さい!
仁科様もターゲット、それを忘れていませんか!!」
珍しいルークの焦り。
どうやら私が出るのは不服、そうハッキリ態度で表している。
「どうにかなる私でも無い事は、十分に知っている筈でしょうに‥
私が動く、それが嫌でしたら、全力で頑張る事ですね・・・」
「・・・善処します・・・」
結局の所、私の口出しに負けたルークは、東条海里捕獲に全力を出す事を約束。
表に見付からない範囲内だが、何も情報も伝手も無い他よりはマシな所。
私も、その辺りで妥協した・・・・・

