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契約的束縛ー羞恥公開調教
第25章 衝撃的連鎖ー主催の判断

"コツ‥‥コツ‥‥"
また足音が近付く。
普通こんな風に倒れている俺を見たら、逃げるか騒ぐかすると思うが、足音だけで声も姿も見えん。
(ちっ、サツか?
・・・好きにすれば良いさ)
情報をリークし櫻澤に一発入れたんだ、意外に満足してる。
苦しむ櫻澤の顔、それを見れただけで俺は満足感を得た。
組織から逃げた俺は、行き付く先など組織に捕まり、殺されるだけの運命。
だとしたら、サツに捕まるのも同じ事。
"コツ‥‥コツ‥‥‥‥"
足音が止まった。
漸く俺は痛む躰を押して、半身だけ身を起こす。
(外国人・・・
だとしたら、組織の追っ手・・・)
睨み付けた外国人は、暫く俺を見てから漸くその口を開いた。
「・・東条海里・・」
「やっぱり追っ手の方か‥‥」
「・・違う・・」
外国人は俺の近くまで来て、俺を無視し辺りを見回し、少し先にある血溜まりを見付け出したよう。
「誰かを撃った‥
血の残り具合からして、確実に命中してる」
「だからどうした?
てめぇに関係あるのか??」
「ある‥‥
相手は誰だ?
・・・櫻澤霧斗か??」
この外国人は櫻澤を知っている、という事は、やはり組織の人間。
「櫻澤だったら‥‥どうする?」
「・・・
櫻澤霧斗は、盟主がお認めになられた保護対象‥
櫻澤霧斗、本郷紡、宮野要、そして八神美波様‥
それに手を出し‥‥‥なるほど、盟主が東条海里の処分と命を下したのが良く分かる、確かに貴様は不要品・・」

