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契約的束縛ー羞恥公開調教
第25章 衝撃的連鎖ー主催の判断



櫻澤さんの強い意志を持った瞳。
幾ら私が言っても絶対に意志を変えない、それが嫌な程に分かってしまう。



「・・・・・霧斗・・・・・」


もう一度だけ・・・
もう一度だけ、櫻澤さんの唇に私の唇を重ねて、私は震える脚ながらも、櫻澤さんを離して立ち上がった・・・



「・・必ず逃げ延びろ、俺の犠牲が無駄にならんようにな・・
・・・美波を頼んだぞ、本郷、仁科、宮野!!!」


大声で叫んだ櫻澤さんにつられるように、私は部屋の外へと歩き出す。


扉を開けた向こうには、櫻澤さんが選べと言った、3人の男達。
それを見て、私は更に涙が流れてしまう・・・





「・・・
行くぞ、リビングから外に庭から出て、敷地の向こうに予備の車が置いてある」


「・・・美波・・・」


本郷さんが言っても、仁科さんが声を掛けてくれても。
櫻澤さんの部屋から出るだけで限界だったのか、私の脚は動かず、ただ涙が出るだけで何も出来ない。



「・・仕方無いな・・」


「・・・えっ!?」


本郷さんが私を担ぎ上げて、みんな部屋の中の櫻澤さんを一度辛そうに見てから、外に逃げる為に動き始めた・・・・・



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