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契約的束縛ー羞恥公開調教
第25章 衝撃的連鎖ー主催の判断



2階部分まである塀の上に飛び乗り、先ずは美波達の動向を確認。



「発進しましたね‥
警察とすれ違わない事を願うばかりです」


辿っているルートを見れば、向かって来る警察車両とは反対側を走るよう。
これはこれで良い。



「・・・
さて、聞こえて来ましたか・・・」


大量のサイレン。
やはりパトカー複数とバス型車両、人間の気配からして、20から30名といった所。


パトカー数台は屋敷裏に回る道を走り、残りは正面。
こういうのを、セオリー通りと言うのだろう。



「・・・せっかくの黒服なのに、金髪は目立ちますね‥
ならば、このまま力を使うだけの事」


見た目だけの話で、本質は一切変わらない。
瞳の色はともかく、ただ私の気持ちの問題で、力を使う時は極力金髪に戻していたに過ぎないだけ。


この闇夜だったら、茶髪黒服の方が目立ち難く有利。
赤琥珀の瞳の方は、目立つ事は無いだろう。


これで仁科悠人として力を使う事になるが、かなりの部分をバラしてしまった今、気にする必要も無くなってしまった。





展開する警察、そして機動隊、向こうにすれば順調、だが・・



「・・・私が居る限り、好きにはさせませんよ‥
主催が行動するまで、外で大人しくしていて貰いましょうか・・・」


力で風を集め、屋敷の回りを回し囲む。
竜巻の応用、屋敷に近付けば風の鎌鼬が人間共を襲う。


急な事に狼狽える警察共を後目に、私は屋敷の中へと入った・・・・・



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