この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛ー羞恥公開調教
第27章 それぞれの道



『どっちの仁科さんも仁科さんです』


屋根の上で私が言った言葉‥


本来の姿に悩んでいた仁科さんに、私が言った言葉‥



「・・・
気付きましたか美波?
茶髪でも金髪でも、私は私に変わりはない‥
見た目が問題じゃなく中身が問題、私も漸く割り切れるようになったようです」


「そう‥‥
良かった、そう思ってくれて‥」


「一番の理由は、本郷さんと宮野があまりにも柔軟過ぎるせいですが‥
もう少し肩の力を抜こうかという気にはなりました」


「柔軟って‥
俺って馬鹿??」


「そうじゃないだろ宮野、少しは良い意味で取れよ」


「私も良い意味で言ったんですがね宮野?」


「良い意味ですよね宮野さん?」


「俺ばっか攻められてね!?
・・・こうなったら!」


あっ、宮野さんが椅子に座っていた仁科さんに・・・突撃!?



「宮野っ!?」


「仁科の金髪が面白そうじゃん?
こうして変えたら‥‥やっぱ面白れぇ―!」


仁科さんの髪を掴んでワシャワシャ。
髪がすっかり上がってしまった仁科さんは諦め顔、誰も予想していなかった宮野さんの行動に、私も本郷さんも横を向いて吹き出してしまった。



「いくら何でもこれは‥‥」


「仁科の髪、超面白いっ!」


「はぁ‥‥
何故か金髪だと簡単に髪が上がるんですよ、茶髪だと整髪料を使わないと上がらないというのに‥
というより私だけ攻撃ですか?
それに本郷さんも美波も、そこまで笑わないで下さい!」


「いや、すまん‥
流石に耐え切れなかった」


「ごめんなさい私も‥」


だって、宮野さんに好きなようにされている仁科さんなんて、絶対に見れないと思ったもの。



/820ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ