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契約的束縛ー羞恥公開調教
第27章 それぞれの道



「やれやれ‥
漸く私は解放されましたか‥」


そう言って、仁科さんはキングサイズはあるであろうベッドに、ゴロリと転がってしまった。



「・・珍しいな仁科?」


「私でも疲れますし、眠くもなりますよ本郷さん‥
流石に疲れましたし、誰かの気配があれば眠れそうです」


仁科さんがこんな事を言うのは本当に珍しい。
みんなが居るから‥‥仁科さんが本気で気を許した証拠。



「じゃ、みんなで寝ちゃおう?
ベッドは広いんだから、4人でも寝れそうだもの」


「俺、美波と一緒が良い!」


「それは私もですね‥
雑魚寝ですか、私は初めての体験です」


「俺は隅で良いぞ?
無駄にデカいからな」


みんな同意なんだ、ちょっとだけ予想外。
私を挟んで仁科さんと宮野さん、本郷さんは少し悩んだ末に宮野さんの隣を選択。



「本郷さんが俺の背中ぁー!?」


「ん?
一番小さいのを選んだだけだが??
他意は無いぞ」


「どうせ仁科から見れば小さいよっ!」


「くすっ‥
宮野さん諦めたら?」


「私と本郷さんでは、むさ苦しいと思いますよ?」


そんな勝手な事を言いながら、みんな仲良く眠りへと入って行く・・
4人でも一緒に‥‥それが一番安心出来る場所だから・・・・・







「・・・・・・」


後始末の準備も終わり、盟主への報告をと支部内を探していたら‥‥居た、それもこんな所で、全員で1つのベッドで雑魚寝をして。



(・・起こす事など出来ない・・)


あの気配に異常なまでに過敏な盟主が、自分が部屋に入った事にも気付かずに眠っていらっしゃる。


自分では出来なかった事、盟主の頑なな心の扉、それをこの3人は開いたよう。


それならばそれで良い、盟主が変わりたいとお望みならば・・


そう考え、自分は客間の扉を静かに閉めた・・・・・



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