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契約的束縛ー羞恥公開調教
第27章 それぞれの道

美波と本部遺跡に戻ると決め、みんなで騒いで雑魚寝をした次の日。
ルークを交え本格的な状況報告と、今後の行動に付いて詳細に話し合う事になった。
ルークの話は昨日とほぼ変わらず。
ただ話を聞いていない本郷さん、宮野、そして美波に再度同じ事を説明しただけの事。
「そうか参考人手配、山口県だけでは無く全国なんだな?」
「それは確認済み‥
証拠が出揃わなかったので、参考人手配という所で手を打った、そう考えています」
「て事は、指名手配されてるのと同じじゃんか!?」
「そうとも言いますが‥
そして今捕まって貰っらったら、こちらも困る‥
我々でも、警察はなかなか介入しにくい場所」
主にルークが話し、本郷さんと宮野が答える形式。
美波は昨日の内に、ある程度は私が話しているので、あまり口を挟まない。
「残るは昨日言っていた海外逃亡か」
「海外って言われてもなぁ‥」
少ない選択肢の中で、海外逃亡は一番の安全策。
日本から出てしまいさえすれば、後はどうにでもなる、そしてどうにかする‥‥私が。
「・・本郷さん、宮野‥
2人は海外でしたら何処に行きたいですか?」
せめて行き場所は、2人の自由にしてあげたい。
今の私はその程度しか出来ない、悔しいが日本での私の力はあまりにも弱過ぎる。
「・・・
日本以外でしたら、我々本部が全面的にサポートします‥
世界中殆どにCross selsは存在する、自分の立場を利用して、どの国にでも行かす事は出来る筈」

