この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
契約的束縛ー羞恥公開調教
第28章 エピローグ

「戻って来れますよね?」
「必ず‥‥
無理をしてでも、また日本に戻って来ましょう美波」
「・・・・・はい」
寒いからと、仁科さんが後ろから私を抱き締めてくれた。
私は仁科さんと台湾を経由してドイツに、Cross sels本部遺跡に行く。
もう大切な人を失うのは嫌。
その為にも仁科さんと一緒に勉強しながらも、本部遺跡で力の本格的な扱い方と、遺物という物に接触して力の安定と拡大がメインになりそう。
「全てが整ったら、また調教師をやりたいですね‥
私は嫌いではありませんでしたよ調教師が、寧ろ私に合っていたと思っています」
「私も嫌いじゃなかったです‥
みんな優しく教えてくれたし、少しだけSも良いなって思ったの、今はそこまでだけど」
「またみんなでやりましょう‥
今度はルークも巻き込みますか?」
「くすっ‥‥
ルークさんが慌てそう‥
・・・何時になるだろうね、みんなに再会出来るのは・・・」
「私達に取れば、少しの間です‥
少しの休養、本郷さんもそう言っていましたよね?」
「・・・・・休養・・・・・」
寂しいみんなとの別れ、そして・・
握っていた手を開くと、手の中には櫻澤さんのピアスがある、私の大切な宝物。
櫻澤さんの最後の言葉通り、私は前に進む。
今は少しだけの休養、だけどまだこれから先がある。
だって、みんなで日本に集まると約束したから。
その思いを胸に、私は仁科さんと少しの休養の為に、遥か遠いドイツへと旅立った・・
私が愛し愛された、男達4人の心と思いと共に・・・・・・・
了

