この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
それを、口にすれば
第15章 穢れた時間
「あなたもさっきから苦しそうにしているのに……なんで助けてくれないの……」

「……ただけだよ」

くぐもった声で、良く聞こえない。

「え……?」

「俺も出してもらえるって言ってたのに……お前ばっかりいい思いしてズルイって思ってただけだよっ」

『えー皆さん! 夫は泣く泣くお掃除クンニをしようとしています。こんな屈辱はありません……涙を堪えて、ついに自らがこの舞台に上がるのです!』

耳を疑う様な良介の言葉を、主任の司会の言葉がかき消す。
良介の言葉は観客には届かなかったが、優雨にはしっかり聞こえていた。

あんなに苦しそうにしてたのは……。
妻の悲惨な姿に胸を痛めていたのではなく、自分も凌辱ショーに出してもらえると理沙子は言っていたのに、約束が果たされない状況に苛立ってのものだったのだ。

「はっはっは……! ここまで来るとお前最高だぜ」

笑いながら一歩下がる店長に促され、良介が優雨の股間に顔を近づける。
優雨は絶望という谷底に突き落とされていた。

(結城さん……)

まだ泡の残った陰部は冷たく、ヌルヌルとしている。
そこに、夫の熱い舌が這わされる……。

「んっ……はあああっ……」

絶望の淵に居ても、とても声を抑えることは出来なかった。

吊るされた妻の尻を両手で鷲掴むようにして、跪いたままベチャ……ベチャ……ズルズル……という卑猥な音を立てながらの熱心なクンニリングス。

それは以前の夫のものとは全く違っていた。
/219ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ