この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
それを、口にすれば
第4章 恥ずかしいお願い
「ああああっ……!」

これが、同じ行為だろうか……?
良介がしてくれていたものとは全く違うように感じた。
しかし大きな快感に包まれたのもつかの間、結城の舌はすぐに離れてしまう。

その、繰り返しだった。

「もっと強く吸ってあげることもできるんだよ……優雨さん、貴女がそれを口に出して望んでくれたなら」

「はあっ……はあ……でも……でも……」

翻弄される優雨の耳に突然、良介の声が聞こえて来た。

「……つまらない女なんですよ……優雨は。そんなこと言える訳がない」

その声には、優越感のようなものが滲んでいた。
優雨は気付かなかったが、同時に密かな安堵の色も……。

(悔しい……)

いつだって良介はそうだ。
いつも優雨を見下してきた。

良介のセックスでここまで感じたことはなかったのも、日頃から良介が言う通り自分の身体のせいであり、さらに性的魅力も少ないせいなのだと思ってきた。

だけど、結城とだったら……?

優雨は気付いた。
良介との夫婦生活が淡白なものだったのは、自分のせいだけでは無かったのだ……。
/219ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ