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それを、口にすれば
第5章 封じられた夢、封じられた心
良介と理沙子……二人のことがどうしても気に掛かる。
かつて愛していた夫は今何をしているのだろう……。
そして今自分の目の前にいる、この男性の妻は……?
「何も考えなくていい。ただ、いま優雨が感じていることを口にすればいい」
結城にこんな自分のすべてを見て欲しい……。
結城に自分を知ってもらいたい……。
そんな気持ちが膨れ上がる。
「ああっ……中が……ああ……」
「それが淫らな言葉であればあるほど私は嬉しいよ」
この人しか見えない……。
この人に喜んで欲しい……。
「お……ああ、お……おまんこの中が……感じるんです……」
封じ込められていた心が溢れ出す。
「かわいいよ……優雨」
はしたない言葉を口にして、さらに高まるカラダ。
少し前までの自分なら考えられなかった。
(恥ずかしい……!)
そんな優雨を見つめる結城の瞳は、いつもより優しい色に見えた。
優雨の肌を、夕焼けの赤が淡く照らす。
「……と、溶けちゃう……ああ、イッちゃいます……あ……ごめ……ごめんなさいっ……」
良介に……理沙子に申し訳ないという気持ち。
それを、狂おしいほどの快感と結城を愛しいと思う気持ちが飲み込んでいった。
かつて愛していた夫は今何をしているのだろう……。
そして今自分の目の前にいる、この男性の妻は……?
「何も考えなくていい。ただ、いま優雨が感じていることを口にすればいい」
結城にこんな自分のすべてを見て欲しい……。
結城に自分を知ってもらいたい……。
そんな気持ちが膨れ上がる。
「ああっ……中が……ああ……」
「それが淫らな言葉であればあるほど私は嬉しいよ」
この人しか見えない……。
この人に喜んで欲しい……。
「お……ああ、お……おまんこの中が……感じるんです……」
封じ込められていた心が溢れ出す。
「かわいいよ……優雨」
はしたない言葉を口にして、さらに高まるカラダ。
少し前までの自分なら考えられなかった。
(恥ずかしい……!)
そんな優雨を見つめる結城の瞳は、いつもより優しい色に見えた。
優雨の肌を、夕焼けの赤が淡く照らす。
「……と、溶けちゃう……ああ、イッちゃいます……あ……ごめ……ごめんなさいっ……」
良介に……理沙子に申し訳ないという気持ち。
それを、狂おしいほどの快感と結城を愛しいと思う気持ちが飲み込んでいった。