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支配~control~
第8章 崩壊

「大丈夫な訳ねえだろっ」
陸さんに腕を引かれて、よろける。
「…あっ…見な…で…」
「…こんな顔して」
「…ッ」
「強がってんじゃねえよ」
ぐっと胸の中に引き寄せられる。
「…」
「顔、見ないから…、好きなだけ泣けっ」
陸さんの優しさが胸に染みた。
この間の一件から純さんの気持ちがわからなくて、純さんにとってはただの暇潰しだったのかもしれないけど、短い間に私の中に生まれたこの気持ちはあまりにも大き過ぎて…。
「…ぅわぁぁぁぁん…」
たくさんの想いが溢れ出して、私は子どものように、泣いた…。
陸さんに腕を引かれて、よろける。
「…あっ…見な…で…」
「…こんな顔して」
「…ッ」
「強がってんじゃねえよ」
ぐっと胸の中に引き寄せられる。
「…」
「顔、見ないから…、好きなだけ泣けっ」
陸さんの優しさが胸に染みた。
この間の一件から純さんの気持ちがわからなくて、純さんにとってはただの暇潰しだったのかもしれないけど、短い間に私の中に生まれたこの気持ちはあまりにも大き過ぎて…。
「…ぅわぁぁぁぁん…」
たくさんの想いが溢れ出して、私は子どものように、泣いた…。

