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支配~control~
第10章 支配
「純」
「…陸」
ブルースカイ。
こいつとここで会うのは、あの早紀を初めて抱いたあの日以来か。
「お前、いつまでこんなことやってんだよ」
お前に言われたくねーよ。
「…」
ただ黙って睨みつける。
陸は前に腰掛けて続けた。
「いい加減目覚ませ」
「…」
目の前にある酒の入ったグラスを一気に飲み干す。
「お前の好きな奴は、そいつじゃねーだろ」
いつものように隣で纏わりつく早紀の方に一度目をやる。
「好きなんだろ?茜ちゃんのこと…」
…。
わかんねーんだよ。
好きとか。
嫌いとか。
「好きでもない奴抱いて、何があんだよ」
うっせーんだよ。
お前に何がわかる…。
「…」
「…あの日のこと…覚えてるか?」
ハァと一息吐いて陸は言った。
あの日…?
「…陸」
ブルースカイ。
こいつとここで会うのは、あの早紀を初めて抱いたあの日以来か。
「お前、いつまでこんなことやってんだよ」
お前に言われたくねーよ。
「…」
ただ黙って睨みつける。
陸は前に腰掛けて続けた。
「いい加減目覚ませ」
「…」
目の前にある酒の入ったグラスを一気に飲み干す。
「お前の好きな奴は、そいつじゃねーだろ」
いつものように隣で纏わりつく早紀の方に一度目をやる。
「好きなんだろ?茜ちゃんのこと…」
…。
わかんねーんだよ。
好きとか。
嫌いとか。
「好きでもない奴抱いて、何があんだよ」
うっせーんだよ。
お前に何がわかる…。
「…」
「…あの日のこと…覚えてるか?」
ハァと一息吐いて陸は言った。
あの日…?