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支配~control~
第3章 好きの気持ち
「あー…好きだ」
陸が大きな声で叫ぶもんだから、店中の人がこっちを見る。

「お前飲み過ぎ」
酒を飲む手を止めようとするが、聞かずにどんどん流し込む。

陸はいつも素直に人を好きだと言う。
優希と付き合っていた時からそうだ。
そんな陸がいつも少し羨ましかった。

でも、そんな陸の気持ちが今はほんの少しだけわかるような気がする。
あいつのことを想うと胸が痛い。
でも、陸と違って、その好きという気持ちをどのように伝えたら良いかわからず、あんな形であいつを苦しめてしまう。

俺も酒を流し込んだ。

「で、どんな子か気にならない?」
陸が何を望んでいるのかすぐにわかって、聞いてやると、「知りたい?」と少しおどけて見せた。
その姿の方が、良い年して…と思った。
が、それが陸の良い所なのかもしれない。

陸は俺と違って、友達も多く、誰に対しても壁を作らない。
そんな陸だからこそ、俺は今まで付き合ってこれたのかもしれない。

「それがさ、めっちゃ可愛いんだよ」
説明が始まる。
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