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支配~control~
第3章 好きの気持ち

暫く沈黙が続いた後、早紀が言った。
「無理…でも良いの」
は?
心の声が聞こえたのか、続ける。
「こやって、一緒の席に座ることが出来たんだから…」
グラスを持つ手が小刻みに震えている。
「その子、本当に前からあなたのことばっか見てて…」
京子が続ける。
「毎回、違う女の人と…その、お店出て行ってたから…」
「だから…っ」
早紀がぐっと力を入れてこちらを見た。
「だから、今日だけで良いんです…、今日は、私を抱いて…」
その真剣な眼差しは本物で、俺ははっきりと答えた。
「…悪いけど、もうやめたんだ…そういうの」
陸も驚いた顔になる。
俺は『じゃあ…陸、またな』と言って、席を立った。
「無理…でも良いの」
は?
心の声が聞こえたのか、続ける。
「こやって、一緒の席に座ることが出来たんだから…」
グラスを持つ手が小刻みに震えている。
「その子、本当に前からあなたのことばっか見てて…」
京子が続ける。
「毎回、違う女の人と…その、お店出て行ってたから…」
「だから…っ」
早紀がぐっと力を入れてこちらを見た。
「だから、今日だけで良いんです…、今日は、私を抱いて…」
その真剣な眼差しは本物で、俺ははっきりと答えた。
「…悪いけど、もうやめたんだ…そういうの」
陸も驚いた顔になる。
俺は『じゃあ…陸、またな』と言って、席を立った。

