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支配~control~
第4章 ヤキモチ
「大丈夫、茜ちゃんは可愛いから何着ても似合うよ」
きっと睨んで見せる。
「…そんな顔も可愛い」
純さんは私の顎を右手で持ち上げて、キスをした。
「ふっ…ン…」
それだけで、私の身体は熱くなる。

どうなってしまったのか…。
これじゃあ、ただの発情してるメス犬みたい。
せっかくこのださいベストを着たのに、それでも胸の突起は顔を出そうとする。

「下はコレ」
そう言って、純さんが取り出したのは、あのイチゴ…。
とは少し違って、このイチゴにはコードが付いていなかった。

「相当このイチゴが美味しかったみたいだから、昨日買ってきた」
まるで良いことをしたみたいな顔。

その顔に面食らって文句も出てこない。

そうしている間にも、純さんはそんなこと気にも止めずに私の発情する中に、イチゴをくわえさせた。

「…っあ…や…だっ」
スッポリとくわえ込んだのを確認して、また純さんはあの笑顔で話し始める。
「ちゃんとしっかり食べとくんだよ」

そして、そのイチゴが落ちないようにとパンツを履かせてくれた。

「今日、終わったら待ってろよ」
また唇を重ねた。
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