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支配~control~
第7章 愛と闇
「仕事たまってるだろな」
ハンドルを切りながら純さんがぼそっと言う。
「あんまり無理しないでくださいね」
「わかってる」
いつもより少し早めに職場に着いて、机の上に山積みになっている書類を見てさっさと仕事を始める純さん。
「純さん、昨日取引先の清水さんから連絡あって...」
「わかった、すぐこっちから連絡する、悪かったな迷惑かけて」
「純さん、これなんですけど...」
「どれ?...ああ、それは...」
あちこちから声がかかり、それにテキパキと対応する純さんを見て、改めてかっこよくて頼りになる人なんだな...と思う反面、病み上がりなのに大丈夫なのかと心配になった。
その時、私の前にあるパソコンにメールが届く。
『あんまり見つめるな』
パッと純さんの方を見ると、「仕事しろ」と口パクで注意された。
そしてすぐにもう1通届いて開けてみる。
『終わったら相手してやるから』
もう一度純さんの方を見ると、既に次の仕事に取り掛かっていた。
ハンドルを切りながら純さんがぼそっと言う。
「あんまり無理しないでくださいね」
「わかってる」
いつもより少し早めに職場に着いて、机の上に山積みになっている書類を見てさっさと仕事を始める純さん。
「純さん、昨日取引先の清水さんから連絡あって...」
「わかった、すぐこっちから連絡する、悪かったな迷惑かけて」
「純さん、これなんですけど...」
「どれ?...ああ、それは...」
あちこちから声がかかり、それにテキパキと対応する純さんを見て、改めてかっこよくて頼りになる人なんだな...と思う反面、病み上がりなのに大丈夫なのかと心配になった。
その時、私の前にあるパソコンにメールが届く。
『あんまり見つめるな』
パッと純さんの方を見ると、「仕事しろ」と口パクで注意された。
そしてすぐにもう1通届いて開けてみる。
『終わったら相手してやるから』
もう一度純さんの方を見ると、既に次の仕事に取り掛かっていた。