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支配~control~
第7章 愛と闇
いつ眠ったのかわからない。

気付くと辺りはすでに明るくなっていて、カーテンの隙間から眩しい光が射し込んできていた。

ゆっくりと重たい身体を起こすと、ナカからドロっと何かが出てくる感触がして、それが昨夜どれだけ純さんと交わったのかを物語っていた。

今日が祝日で良かった...。


「茜」

今更だけど、急に恥ずかしくなり、顔を合わせることが出来ない。

「...こっち向けって」
腕を引かれもう一度純さんの腕に抱かれる。

「...」

「どうした?」

「や、何かちょっと...恥ずかしくて...」
純さんの胸に顔を埋めながら言った。

頭を撫でるその手が優しくて、ずっと触れていて欲しい。

あれだけやったのに、まだ足りないとばかりに私たちはもう一度唇を合わせ、求めあった。
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