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Hounds of Love
第5章 教壇の上で先輩と
「ナツ…好きだよ…」
「え…」
…。
また…。
また、あの夢。
夢でまでハル先輩に会えるのは嬉しい、嬉しいけど、いつも期待しちゃって…。
はぁ…とため息をついた。
ハル先輩に出会うまでの私は、毎日何をする訳でもなく、ただ時間が過ぎるのを待ってた。
けど、今は、毎日毎日楽しくて仕方がない。
もっと時間があったら良いのに…とまで思うようになった。
ハル先輩の姿を目で追って、ハル先輩が笑っていると、私まで笑顔になれて…。
人は誰かを好きになると、こうも変わるんだ。
今日もまた、ハル先輩に会えるかな…。
そんなことを感じながら毎日学校に行く。
「ナツ、おはよ」
不意に頭をポンっとされて、振り向く。
「ハル先輩!!!」
「おう」
ハル先輩の笑顔…。
「おはようございます」
「あ、なあ、お前....今日の放課後あいてる?」
え…。
「あ、はい、大丈夫です」
「じゃあ、ちょっと教室行くから待ってて」
「はい…」
なんだろ…。
もしかして、あの夢…。
「ナツ…何にやにやしてんの」
「お前キモイよ」
気付くと友達カップルが顔を覗き込んできてた。
「え…あ、何も」
「また、妄想の世界に入り込んでたんでしょ」
「ナツはいっつもそうだからな」
「うっさいな」
友達とふざけあって、おしゃべりして、つまんない先生の話聞いて…。
いつも通り何も変わらない生活。
だけど、私の心はハル先輩のことでいつも以上に頭がいっぱいになっていた。
…。
なんなんだろう…。
本当に、あの夢の続き…??
え…。
ざわざわと心が揺れる。
「え…」
…。
また…。
また、あの夢。
夢でまでハル先輩に会えるのは嬉しい、嬉しいけど、いつも期待しちゃって…。
はぁ…とため息をついた。
ハル先輩に出会うまでの私は、毎日何をする訳でもなく、ただ時間が過ぎるのを待ってた。
けど、今は、毎日毎日楽しくて仕方がない。
もっと時間があったら良いのに…とまで思うようになった。
ハル先輩の姿を目で追って、ハル先輩が笑っていると、私まで笑顔になれて…。
人は誰かを好きになると、こうも変わるんだ。
今日もまた、ハル先輩に会えるかな…。
そんなことを感じながら毎日学校に行く。
「ナツ、おはよ」
不意に頭をポンっとされて、振り向く。
「ハル先輩!!!」
「おう」
ハル先輩の笑顔…。
「おはようございます」
「あ、なあ、お前....今日の放課後あいてる?」
え…。
「あ、はい、大丈夫です」
「じゃあ、ちょっと教室行くから待ってて」
「はい…」
なんだろ…。
もしかして、あの夢…。
「ナツ…何にやにやしてんの」
「お前キモイよ」
気付くと友達カップルが顔を覗き込んできてた。
「え…あ、何も」
「また、妄想の世界に入り込んでたんでしょ」
「ナツはいっつもそうだからな」
「うっさいな」
友達とふざけあって、おしゃべりして、つまんない先生の話聞いて…。
いつも通り何も変わらない生活。
だけど、私の心はハル先輩のことでいつも以上に頭がいっぱいになっていた。
…。
なんなんだろう…。
本当に、あの夢の続き…??
え…。
ざわざわと心が揺れる。