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Hounds of Love
第12章 意地悪な彼
「ナツ、帰ろ」
教室の扉から声がする。

「ほんっと毎日毎日…」
フユちゃんが呆れたように口にした。

「何?妬いてんの?」
声の主が近付いてきてフユちゃんの頭をポンと叩いた。
「はいはい妬いてますよ~」
面倒臭そうにあしらってから、フユちゃんは私に「ばいばい」と言って教室から出ていった。

「ハル…フユちゃん怒らせないでよ」

「だって放課後くらいしかナツと一緒にいれないだろ」
ふいにそんなことを言われて、頬が熱くなるのがわかる。
「…早く帰ろ」
私はそれを悟られないように鞄を持って歩き出した。
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