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Hounds of Love
第2章 痴漢を楽しむ女
いつもと変わらない朝。
いつもと変わらない風景。
ただ1つ。
私の格好を除いては・・・。
・・彼、ハルさんと出会ったのは、先週の金曜日。
あの日、私は電車に乗った。
それが私の人生を狂わすことになるなんて思いもしないで。
私はその電車の中で痴漢にあった。
普通なら、大声を出したり、手をつかんだりして拒否するんだろうけど、私はその痴漢を受け入れ、そして感じていた。
私はわざと短めのスカートをはいて、よくこの行為を楽しんでいたんだ。
その日も同じだと思っていたのに...。
電車が駅について降りる。
「すみません」
後ろから声がした。
私はさっと振り返ると、若い男性が立っていた。
私が不思議そうな顔をしていると彼は話を始めた。
「俺、さっきあなたと同じ電車に乗っていたんですけど、そこで見ちゃったんですよね」
えっ・・・一気に私の心臓が高鳴った。
「あなた、先週も同じようにしてましたよね。もしかして」
私は咄嗟に彼の手を取って、人気のない方に誘導した。
「お願い。誰にも言わないでください」
涙目になりながら必死でお願いした。
痴漢を楽しんでいるなんて、誰にも知られたくなかった。
「わかりました。ただ・・・その代わりと言っちゃなんだけど、俺の言うことも聞いてくださいよ」
そのお願いって言うのが・・・この・・私の格好だった。
いつもと変わらない風景。
ただ1つ。
私の格好を除いては・・・。
・・彼、ハルさんと出会ったのは、先週の金曜日。
あの日、私は電車に乗った。
それが私の人生を狂わすことになるなんて思いもしないで。
私はその電車の中で痴漢にあった。
普通なら、大声を出したり、手をつかんだりして拒否するんだろうけど、私はその痴漢を受け入れ、そして感じていた。
私はわざと短めのスカートをはいて、よくこの行為を楽しんでいたんだ。
その日も同じだと思っていたのに...。
電車が駅について降りる。
「すみません」
後ろから声がした。
私はさっと振り返ると、若い男性が立っていた。
私が不思議そうな顔をしていると彼は話を始めた。
「俺、さっきあなたと同じ電車に乗っていたんですけど、そこで見ちゃったんですよね」
えっ・・・一気に私の心臓が高鳴った。
「あなた、先週も同じようにしてましたよね。もしかして」
私は咄嗟に彼の手を取って、人気のない方に誘導した。
「お願い。誰にも言わないでください」
涙目になりながら必死でお願いした。
痴漢を楽しんでいるなんて、誰にも知られたくなかった。
「わかりました。ただ・・・その代わりと言っちゃなんだけど、俺の言うことも聞いてくださいよ」
そのお願いって言うのが・・・この・・私の格好だった。