この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
雨のち晴れ
第1章 曇り空
…違う。
これは私の言い訳に過ぎない。


自分のことを棚に上げて、自分が犯してる過ちを浩輔のせいにしてるだけなんだ…。




…最低だ。

─・・・

「…凛?」


「…凛!」


「… あっ…え…何?」
浩輔が私の顔を覗き込んでる。

どうやら、私がぼーっとしてる間に浩輔の家に着いたみたいだ。

「何じゃねぇっつの…ったく。俺といる時にぼけっとすんなよ」
裏のスイッチが入る一歩手前。

「ごめん。ごめんね」
必死で謝ってみるけど、浩輔の顔はふてくされたまま…。


「ちゃんと詫びてもらうから」
そう言うと、浩輔は車のエンジンを切って部屋に向かった。

私もその後を追う。


これから起こることがわかっているのに、逃げることも出来ずに、後をついて行くことしか出来ないんだ…。
/76ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ