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雨のち晴れ
第2章 荒れ模様
「...っ」

「俺に感じろよ」

「.....んっ」

濡れてもいないソコに挿入されるソレは、ただの異物でしかなくて。

「ほら、イイ声で鳴けよ」

「...ッ」

感じるはずもないのに。

浩輔はただ激しく打ち付ける。

「ぁ...っ」

「鳴けって」

「ぁっ....んっあ...ッ」
無理矢理声を出す。

浩輔の動きは激しさを増した。
ただ、その下で感じているフリをする。
浩輔にバレないように。

「んんっ...ぁっ、あぁっ....んっ」

「しっかり受け止めろよ」
奥深くにぶちまけられる欲望。


浩輔の気が済んだ時には外はもう真っ暗になっていて、いつの間にか降り出した雨が激しくうち付ける音が窓の外で響いていた。
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