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第2章 荒れ模様

身体中が痛い。

でも。

熱くなっている身体を冷やしてくれているのか、雨が気持ち良い。

私。

何してるんだろ...。

ぼーっと歩く。

どこに向かっているのか。

自分でもわからない。


あ、そっか。

...帰らなきゃ...。

でも、こんな格好で...。

顔にも身体にも痣をつくって...。

「転んじゃった」って、笑ってたら、みんな信じてくれるかな。

もういっそのこと、彼氏から暴力を受けてるって、言ってみたら良いのかな...。

そしたら。

浩輔から、逃れることが出来るのかな。


これから、どうしたら良いんだろ。

そもそも、私はどうしたいんだろ。

もう、わかんないよ...。