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伝わらない想い
第9章 伝えたい想い
...ー。

「純、茜ちゃん、改めて...結婚おめでとう」

カチンとグラスを合わせる。

「今日は本当にありがとうございました」

結婚式を終えて二次会と言う名の集まり。
いつものこの4人で、ここブルースカイで飲もうと約束していた。

その為に、お父さんとお母さんが用意してくれた食事。

「マスター、これ美味い」
純の言葉にカウンターで笑うお父さん。

「でも、良かったんですか?お店...」
茜が心配そうに聞いた。

「ああ大丈夫だよ、蘭もゆっくりしたいだろうから今日は貸切」
お父さんが提案してくれたこと。

「あー...やっぱりここが落ち着くな」

「式場ではお前が人の言う事聞きまくってたもんな」
にやにやと笑いながら陸が言う。

「黙れ」

「ああいう純も新鮮だったけどね」

「蘭まで...」
純は目の前のビールを一気に飲み干した。
「マスター、おかわり」

何でもないことで笑って。
美味しい料理を食べて。
お酒を飲んで。

いつもと変わらないはずなのに、なんだかすごく特別に感じた。
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