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伝わらない想い
第2章 恋の始まり
純を誘ってブルースカイに行こう。
そして、6年振りのこの気持ちを聞いてもらおう。

ま、あいつのことだから、絶対バカにするだろうけど…。
それでも、俺は誰かと飲みたかったんだ。

「純?いないのか?」
仕事終わりに純のマンションに行った。
鍵は開いてるのに、声が返ってこない。

「…仕方ないか」
帰ろうとした時、リビングから物音が聞こえた。

いや。
聞こえた気がした程度だったんだけど。
俺は、ゆっくり物音が聞こえた方へ向かう。

「誰か…いるのか?」

扉の取っ手に手をかける。

その時、純の声とともに玄関の扉が開いた。

「お前何してんだよ」

「いや、それこっちの台詞…」

ま、そりゃそうだよな。
ここは俺の家じゃない。

「中で物音聞こえたからお前いるのかと思って…」
誰かいるのか?と俺は指を指しながら聞いた。

純の口から返ってきた言葉は「犬」だった。

こいつが犬?
人間にも興味ない奴が犬って…。

ま、今はそんなことどうでも良いや。
「酒飲みに行こうぜ」

「今日はちょっ…」

「ブルースカイで待ってっから」

俺は純からの返事を聞かずに部屋を出た。
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