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友達でいるしかない
第5章 変わらない想い
それから彼女・シズは何かあるたびに俺に声をかけてくるようになった。
喋っていて楽しいから2人でいることが多くなる。
学校内ではあまり話さないようにして2人でカラオケに行ったり、お茶したりと学校外で遊ぶことが多くなる。
いつの間にか彼女に惹かれていった。
もちろん文香は好きだ。
だけど…
報われない恋ならば手の届く恋に手を伸ばしたいと思うのは当たり前のことだと…自分に言い聞かせる。
「佐々木さん…」
「何?」
今日もカラオケで二人盛り上がる。
ちょうど歌が途切れたところで声をかける。
ポテトフライを頬張りながらこちらを見る。
「…シズ…改めて…俺とつきあってほしい」
数か月前に彼女から告られてはいたが、少しドキドキする。
「やったぁ~」
そういって、俺に抱き付いてくる。
「すげ~…ドキドキした」
「え~…私の気持ち知ってるじゃん。ちゃんと伝えてるじゃん。イエスに決まってるよ」
そう言って、彼女の方から軽くキスをしてくる。
いきなりのキスにビックリしてしまう。
「女からキスするの嫌い??」
少し不安そうにしたから覗き込む。
それ違反だ。
かわいすぎる…
「いや…めっちゃ、うれしい」
彼女の唇に自分の唇を重ねる。
喋っていて楽しいから2人でいることが多くなる。
学校内ではあまり話さないようにして2人でカラオケに行ったり、お茶したりと学校外で遊ぶことが多くなる。
いつの間にか彼女に惹かれていった。
もちろん文香は好きだ。
だけど…
報われない恋ならば手の届く恋に手を伸ばしたいと思うのは当たり前のことだと…自分に言い聞かせる。
「佐々木さん…」
「何?」
今日もカラオケで二人盛り上がる。
ちょうど歌が途切れたところで声をかける。
ポテトフライを頬張りながらこちらを見る。
「…シズ…改めて…俺とつきあってほしい」
数か月前に彼女から告られてはいたが、少しドキドキする。
「やったぁ~」
そういって、俺に抱き付いてくる。
「すげ~…ドキドキした」
「え~…私の気持ち知ってるじゃん。ちゃんと伝えてるじゃん。イエスに決まってるよ」
そう言って、彼女の方から軽くキスをしてくる。
いきなりのキスにビックリしてしまう。
「女からキスするの嫌い??」
少し不安そうにしたから覗き込む。
それ違反だ。
かわいすぎる…
「いや…めっちゃ、うれしい」
彼女の唇に自分の唇を重ねる。