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友達でいるしかない
第7章 時の流れ
数日後、文香に会いたいとメールする。
いつも通りOKの返事が来て会う日程が決まる。
彼氏ができたことはそこで言うのだろうかと考えてしまうが今は自分の事が優先だと自分に言い聞かせる。
文香と約束した日がやってくる。
いつものように近場での仕事を入れて少し早めに仕事が終わるようにセッティングする。
打ち合わせもスムーズに終わり思ったより早く仕事が終わった。
今から向かえば文香の定時上りと同じくらいかと思って近くのコンビニで待つことにした。
17時少し過ぎて文香からのLINEが届く

『優秀な文香は定時に仕事終了!!則孝はどうんな~??』

文香のLINEを見て笑いながら返事を打つ。

『お前、遅すぎ~(笑)それで優秀って言うなよなぁ(笑)(笑)
角のコンビニで待ってるから即効で来いよ!!5分以内にこなかったら、お前のおごりなっ』

10分もしないうちに走って文香が現れる。
俺の10m前で腰に手を当て仁王立ちになって勝ち誇ったように言う

「おごり阻止!!」

その文香の態度に緊張していた俺の心が和む
自然と顔がほころぶ。

「どや顔で言うなよ…とりあえず、おつかれさん」

ポケットに入っているコーヒーを投げて渡す。
そのコーヒーを受け取ってまた投げ返してくる。
俺は意味も分からず受け取る

「はぁ~??飲みに行く前に缶コーヒー??ありえな~い。美味しくビール飲むために水分断ちしてるのに」

文香のテンションの高さに色々勘繰りたくなるが詮索しないでおこうと決める。
文香に近づくき頭をくしゃくしゃと撫でる。
下から顔を覗き込み居酒屋へ促す。

「はいはい。それはどーも失礼しました!!じゃっ、さっそく飲みに行くか」

文香は頷いて俺より先に行く。
いつも俺の後を歩く文香は今日は前を歩く。
文香が俺から離れる前兆なんだろうと悲しく背中を見つけた
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