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友達でいるしかない
第8章 届けたい気持ち
「・・・焦ってごめんなぁ・・・さっきも言ったけど長いこと待ったんだ。待つぐらい大丈夫だから。少しずつ進んで行こう。」
言いにくかったと思う。
声が上擦っていたのも気付いていた。
それぐらいに話すことに勇気がいったのだろう。
それに俺とどうこうなる前にHが怖かったのだ。
だったら、大切にしよと思う。
焦らずに、ゆっくりゆっくり進めば大丈夫。
俺が文香の初めての男になることの方が今はすごく幸せだから。
「ありがとう・・・」
文香の安心したつぶやきが聞こえてきた。
「今日は、このまま抱きしめて眠ってもいい??何もしないから…文香の体温を感じていたい。朝起きても夢じゃないって感じたい」
「私も…則孝を感じた」
お互いに見つめあって微笑む。
今はそれだけで十分だと思う。
欲張らず、焦らず進めばいいと。
ベッドに潜り込み、後ろから抱きしめて手を握りあって眠る。
眠ろうとするがまったく眠れない。
愛しい最愛の人が目の前にいるのに寝れるはずがない。
文香の暖かさと匂いに包まれて朝までこうしているのも有りなんじゃないかとも思えてくる。
逆向きなら寝顔も見ながら…そのうち抱きしめる方向を変えようなどと考える。
言いにくかったと思う。
声が上擦っていたのも気付いていた。
それぐらいに話すことに勇気がいったのだろう。
それに俺とどうこうなる前にHが怖かったのだ。
だったら、大切にしよと思う。
焦らずに、ゆっくりゆっくり進めば大丈夫。
俺が文香の初めての男になることの方が今はすごく幸せだから。
「ありがとう・・・」
文香の安心したつぶやきが聞こえてきた。
「今日は、このまま抱きしめて眠ってもいい??何もしないから…文香の体温を感じていたい。朝起きても夢じゃないって感じたい」
「私も…則孝を感じた」
お互いに見つめあって微笑む。
今はそれだけで十分だと思う。
欲張らず、焦らず進めばいいと。
ベッドに潜り込み、後ろから抱きしめて手を握りあって眠る。
眠ろうとするがまったく眠れない。
愛しい最愛の人が目の前にいるのに寝れるはずがない。
文香の暖かさと匂いに包まれて朝までこうしているのも有りなんじゃないかとも思えてくる。
逆向きなら寝顔も見ながら…そのうち抱きしめる方向を変えようなどと考える。