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サイドストーリー7
第13章 あなた~you~
**おまけ**
名前を呼んで④おまけ の直後です。
④と⑥は時系列的に続いています。
「④→④おまけ→⑥おまけ→⑥」の順番です。
********
斎藤がダイブツちゃんに名前を呼ぶことを許して
「柳下。もう斎藤のこと名前で呼ばなくていいから。ありがとな」
俺は会う人ごとに、お礼を言って校内を回った。
「なに?ダイブツちゃんのこと解決したの?」
「ああ。光って呼んでいいって自分で語るに落ちた」
「斎藤もあまのじゃくだからな。んじゃ、俺もみんなに回しとく」
「頼むよ」
全く、斎藤は仕方ねぇな。
ポケットから煙草を取り出して100円ライターで火をつけた。
「あ。白木君」
この子は・・・
ずっとお嬢さん学校育ちでスレてないのは分かるけど
こんな共学に入学して何年たってもキレイなままなんだな。
「斎藤君ったら、やっと桃花ちゃんに名前を呼んでもいいって言ったんだって?」
可愛い顔でクスクス笑った。
「うん。斎藤も本心では喜んでるんだよ」
この子の前では俺はほんの少し羊の皮をかぶる。
男に免疫のないこの子に怖がられないように・・・
「そうなんだ」
こんなにキレイに笑う女の子を俺は知らない。
名前を呼んで④おまけ の直後です。
④と⑥は時系列的に続いています。
「④→④おまけ→⑥おまけ→⑥」の順番です。
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斎藤がダイブツちゃんに名前を呼ぶことを許して
「柳下。もう斎藤のこと名前で呼ばなくていいから。ありがとな」
俺は会う人ごとに、お礼を言って校内を回った。
「なに?ダイブツちゃんのこと解決したの?」
「ああ。光って呼んでいいって自分で語るに落ちた」
「斎藤もあまのじゃくだからな。んじゃ、俺もみんなに回しとく」
「頼むよ」
全く、斎藤は仕方ねぇな。
ポケットから煙草を取り出して100円ライターで火をつけた。
「あ。白木君」
この子は・・・
ずっとお嬢さん学校育ちでスレてないのは分かるけど
こんな共学に入学して何年たってもキレイなままなんだな。
「斎藤君ったら、やっと桃花ちゃんに名前を呼んでもいいって言ったんだって?」
可愛い顔でクスクス笑った。
「うん。斎藤も本心では喜んでるんだよ」
この子の前では俺はほんの少し羊の皮をかぶる。
男に免疫のないこの子に怖がられないように・・・
「そうなんだ」
こんなにキレイに笑う女の子を俺は知らない。