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サイドストーリー7
第20章 セカンドラブ③
「平気だって。俺だって明日と明後日はゆっくり休むよ」
「信じられません」
上司に向かって結構な物言いだけど私は引かなかった。
「家までついていきます」
「え・・・」
「土日は、私がきちんと食事管理します!」
「いや、それはいい」
「何でですか!」
「・・・」
「何でですか!」
「ちょっと待て。池田落ち着いて」
「落ち着いています!」
「よく考えろ」
「・・・・」
「良いか?俺の体調が悪くても、池田に何の責任もない。
俺の不注意だ。俺の管理不足だ。分かるな?」
「・・・・」
「そして俺は一人暮らしだ。分かるか?」
「分かってますよ!だから行くって言ってるんです」
「分かってないだろ・・・」
「分かってますよ」
「だからさ!好きな女が家に来たら黙って帰せないだろ、って言ってるんだよ」
「え・・・」
「あーもう。悪い。こんな風に言うつもりじゃなかった。忘れて。
元気になったらきちんとデートに誘ってきちんと言うから・・・」
「・・・・忘れられません」
「信じられません」
上司に向かって結構な物言いだけど私は引かなかった。
「家までついていきます」
「え・・・」
「土日は、私がきちんと食事管理します!」
「いや、それはいい」
「何でですか!」
「・・・」
「何でですか!」
「ちょっと待て。池田落ち着いて」
「落ち着いています!」
「よく考えろ」
「・・・・」
「良いか?俺の体調が悪くても、池田に何の責任もない。
俺の不注意だ。俺の管理不足だ。分かるな?」
「・・・・」
「そして俺は一人暮らしだ。分かるか?」
「分かってますよ!だから行くって言ってるんです」
「分かってないだろ・・・」
「分かってますよ」
「だからさ!好きな女が家に来たら黙って帰せないだろ、って言ってるんだよ」
「え・・・」
「あーもう。悪い。こんな風に言うつもりじゃなかった。忘れて。
元気になったらきちんとデートに誘ってきちんと言うから・・・」
「・・・・忘れられません」