この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
美術教師の羞恥奴隷
第3章 初ヌード ■早耶香編①■
8月初旬のその日―――。
午前9時55分、いつもどおりの制服姿で、早耶香は美術室前にいた。
覚悟はとっくに決めたはずなのに、いざ「これからいよいよヌードデッサン」というこの段になってしまうと、戸惑いと不安を隠しきれない早耶香。
それでも、「頭金」ともいえる2万円を前払いで受け取ってしまっている以上、今さら逃げ出したり辞めたりすることはできないと痛いくらいに分かっていた。
早耶香は何度も心の中で「1時間の我慢」と繰り返す。
廊下の窓からは、かすかにセミの声が聞こえていた。
すると、美術室のドアが唐突に開き、ビクッとする早耶香。
そうして出てきた藪下に促され、早耶香は藪下に続いて美術室内へと足を踏み入れた。
午前9時55分、いつもどおりの制服姿で、早耶香は美術室前にいた。
覚悟はとっくに決めたはずなのに、いざ「これからいよいよヌードデッサン」というこの段になってしまうと、戸惑いと不安を隠しきれない早耶香。
それでも、「頭金」ともいえる2万円を前払いで受け取ってしまっている以上、今さら逃げ出したり辞めたりすることはできないと痛いくらいに分かっていた。
早耶香は何度も心の中で「1時間の我慢」と繰り返す。
廊下の窓からは、かすかにセミの声が聞こえていた。
すると、美術室のドアが唐突に開き、ビクッとする早耶香。
そうして出てきた藪下に促され、早耶香は藪下に続いて美術室内へと足を踏み入れた。